HubSpotフォーム代替7選|資料DL施策の比較
作成日: 2026/09/02 09:00 ・ 更新日: 2026/09/16 09:00
執筆: DocLead 運営
この記事の結論
HubSpotフォームは無料で資料DL配布を始められますが、連絡先件数の上限やブランド表示が気になる段階で専用ツールとの併用を検討します。
「HubSpotを無料で使っているから、資料ダウンロードのフォームもそのまま作れるはず」と考えて調べ始めた方は多いはずです。実際、HubSpotの無料CRMには標準でフォーム機能が付いています。ただし無料枠には連絡先件数やロゴ表示などの制約があり、資料を配布するほど「これで足りるのか」という疑問が出てきます。この記事では、HubSpot無料フォームでできること・できないことを整理したうえで、有料化した場合のコスト増分と、代替・併用すべき判断基準を解説します。
HubSpotフォームで資料ダウンロード配布はどこまでできる?
HubSpotの無料CRM・無料フォームを使えば、コストをかけずに資料ダウンロード用のフォームを作成できます。フォームエディタでドラッグ&ドロップして項目を配置し、Webサイトへの埋め込みコード発行、またはスタンドアロンページとしての公開が選べます。
送信後の資料の渡し方は、サンクスページにダウンロードリンクを掲載する方法が基本です。フォーム送信をトリガーにしたリダイレクト設定で、送信者を専用のダウンロードページへ誘導できます。メール添付でPDFを直接送る方法が使えるかどうかは、公式サイトで要確認です。
フォームの作成手順そのものは、埋め込みコードの取得方法や依存フィールドの設定まで含めて解説している記事が既に多くあります。本記事では手順の詳細には立ち入らず、資料DL配布という用途で無料枠がどこまで通用するか、そしてどこで限界に当たるかに絞って解説します。基本の作成手順を確認したい場合は、資料ダウンロードページの作り方もあわせて参考にしてください。
フォームの項目設計も自由度が高く、氏名・会社名・メールアドレスといった基本項目に加え、条件によって表示項目を切り替える依存フィールドも設定できます。フォームエディタ上でテキスト入力・選択式・チェックボックスなどの部品を組み合わせられるため、資料DLに必要な最低限の項目だけを絞り込んで配置することも可能です。送信されたデータはCRMの連絡先レコードに自動で反映されるため、フォームとCRMを別々に管理する手間がかかりません。
このように、無料枠でもフォームの作成から送信データのCRM連携までは一通り揃っています。問題になりやすいのは、資料の本数が増えたときの公開ページの見た目や、資料URLの管理方法です。次章以降で、無料枠のまま運用できる範囲と、専用ツールとの併用を検討すべきタイミングを具体的に見ていきます。
HubSpot無料フォームだけで資料DL施策は回る?
小規模な運用であれば回りますが、資料が増えたり複数人で使うほど無料枠の制約が効いてきます。
HubSpotの無料CRM・無料フォームは、連絡先1,000件・2ユーザーまで無料で使えます。スパム対策はreCAPTCHA v2が標準で搭載されており、追加設定なしでボット対策ができる点は評価できます。一方で、無料プランのフォームにはHubSpotのロゴが表示されます。自社ブランドで統一した公開ページを作りたい場合、この表示は妨げになります。
通知やCSVエクスポートの詳細な仕様、資料URLの直リンク対策の有無については、公式サイトで確認できた範囲を超えるため断定を避けます。フォームの表示回数・送信数の集計はできますが、誰がいつ資料を開いたかという個人単位の開封追跡ができるかどうかも、公式情報では確認できませんでした。
こう整理すると、HubSpot無料フォームが向くのは次のようなケースです。
- 配布する資料が1〜2本で、HubSpotのCRMに問い合わせ情報として記録できれば十分な場合
- 社内の利用者が2人以内で、無料枠の連絡先1,000件を超える見込みがない場合
- ロゴ表示や公開ページのデザイン自由度をそれほど重視しない場合
反対に、次のようなケースでは無料フォームだけでは物足りなさが出てきます。
- ホワイトペーパーや営業資料を複数本、継続的に配布したい場合
- 資料ごとに公開ページのデザインを整え、自社ブランドで統一したい場合
- 誰が資料をダウンロードしたか、閲覧の動きまで把握したい場合
連絡先1,000件という上限も見落とせないポイントです。資料DLフォームの送信者は原則すべて連絡先として蓄積されるため、他の問い合わせ経路と合算した件数がこの上限に近づくと、無料枠のままでは新しい連絡先を追加できなくなります。営業チームがCRMを日常的に使っている企業ほど、資料DL用途だけで枠を消費するわけにはいかない事情もあります。
また、無料プランのフォームに表示されるHubSpotのロゴは、資料を配布する相手企業にもそのまま見えます。自社が主体となって発信している印象を与えたい場面では、この表示が気になるという声もあります。ブランド表示を消したい場合は有料プランへの移行が前提になる点も、無料枠の限界として押さえておきましょう。
結論として、HubSpot無料フォームは「資料DLの入口を1つ作る」用途には十分機能します。一方で、資料の本数・連絡先件数・ブランド表示のいずれかが運用上のボトルネックになってきたら、専用ツールとの併用を検討するタイミングです。
資料DLツールを選ぶときの基準
HubSpot以外の選択肢も含めて比較する前に、判断基準を4つ整理しておくと選定がぶれません。
1つ目は「無料枠でどこまで運用を回せるか」です。連絡先数・フォーム数・利用人数の上限は、ツールによって大きく異なります。将来の資料数や案件数を見込んだうえで、無料枠のまま続けられるか、早期に有料化が必要になるかを確認しましょう。
2つ目は「資料DLに特化した機能があるか」です。直リンクで資料URLが漏れても閲覧できてしまわないか、資料ごとの閲覧状況を分析できるかは、汎用フォームツールでは手薄になりがちな観点です。資料配布を主目的にするなら、この点を重視して比較する価値があります。
3つ目は「通知・CSVでMA/CRMと連携できるか」です。獲得したリード情報をどう受け渡すかは、既存のMA・CRM運用に直結します。Slack通知やCSVエクスポートの対応状況はツールごとに差があるため、自社の運用フローに合うかを確認してください。
4つ目は「日本語対応とサポート体制」です。海外ツールは管理画面が英語中心のことが多く、社内への定着に時間がかかる場合があります。日常的に使う担当者が多いほど、日本語サポートの有無は重要な判断材料になります。
この4つの基準は、どれか1つだけで選ぶものではありません。無料枠が広くても資料DLに特化した機能が薄ければ、資料が増えたときに手作業が増えます。逆に機能が充実していても、日本語サポートがなければ社内での定着に時間がかかります。自社の運用フェーズと担当者のスキルに合わせて、優先順位をつけて比較することが大切です。
ツールのカテゴリという観点でも整理しておくと選びやすくなります。フォーム作成型・MA型・資料DL特化型・企業データベース型など、リード獲得ツールにはいくつかの類型があり、それぞれ得意な領域が異なります。カテゴリ別の全体像はリード獲得ツール比較|段階別の選び方で整理しているので、自社がどの類型を必要としているか迷う場合は参考にしてください。
次章では、この4つの基準に沿ってHubSpotと代替ツールを具体的に比較します。
HubSpotと代替ツールの比較
ここからは、HubSpotを含む7つのツールを比較します。価格・仕様は執筆時点(2026年9月)の公式サイト情報です。導入前に必ず最新情報を確認してください。
| ツール | 提供元 | 無料枠 | 最安有料 |
|---|---|---|---|
| HubSpot(Free/Starter) | 海外 | Free CRM・フォーム(連絡先1,000件・2ユーザー無料。ロゴ表示あり) | Starter ¥2,400/月/シート(月次)・¥840/月/シート(年次特別価格) |
| formrun | 国内 | FREE ¥0永年(1フォーム・30件/月・100MB) | BEGINNER 2,980円/月(年間契約・税抜) |
| Tally | 海外 | フォーム数・送信数無制限(フェアユース) | Pro $24/月(税表記は公式サイトで要確認) |
| BowNow | 国内 | 1ヶ月間限定(リード100件・PV約50,000・1ドメイン) | スタンダード 36,000円/月(税抜・最低利用1年) |
| Brevo | 海外 | Free(1日300通。連絡先上限は公式サイトで要確認) | Starter $9/月〜(日本円・税表記は公式サイトで要確認) |
| WordPress+Contact Form 7 | OSS(国内開発者) | プラグイン無料(サーバー代は別途・月額は環境により異なる) | 該当なし(自社構築) |
| DocLead | 国内 | 無料プランあり(詳細は本文の料金表) | 無料プランあり(詳細は本文の料金表) |
資料DLの方式・通知連携・スパム対策・直リンク対策・閲覧分析は次の表のとおりです。
| ツール | 資料DL方式 | 通知/CSV | スパム対策 | 直リンク対策 | 閲覧分析 |
|---|---|---|---|---|---|
| HubSpot(Free/Starter) | リダイレクトURL・サンクスページリンク(メール添付は公式サイトで要確認) | メール通知は標準(詳細は公式サイトで要確認)。Slack・CSVの詳細は公式サイトで要確認 | reCAPTCHA v2標準搭載 | 公式サイトで要確認 | フォーム表示・送信の集計のみ(個人の開封追跡は公式サイトで要確認) |
| formrun | サンクスページのDLボタン・自動返信メールのリンク(BEGINNER以上) | Slack/Chatwork/Teams/LINE WORKS通知(BEGINNER以上)。CSVはSTARTER以上 | reCAPTCHA+ハニーポット | 公式サイトで要確認 | STARTER以上でダッシュボード分析(個人の開封追跡は公式サイトで要確認) |
| Tally | 配布用PDFの添付機能は公式サイトで要確認 | 自己宛メール通知は無料。SlackはZapier経由。CSV対応あり | reCAPTCHA連携(全プラン無料) | 対策なし(URLを知っていれば誰でもアクセス可能と公式が明記) | Pro以上で基本分析(個人の開封追跡は公式サイトで要確認) |
| BowNow | 自動返信メールにDLページURLを記載(添付機能なし) | SlackはWebhook経由。CSVは公式サイトで要確認 | 公式サイトで要確認 | 公式サイトで要確認 | アクセスログ解析・企業属性の付与(個人の開封追跡は公式サイトで要確認) |
| Brevo | ランディングページのリダイレクトでDLページへ誘導(メール添付は公式サイトで要確認) | 通知・CSVとも公式サイトで要確認 | 公式サイトで要確認 | 公式サイトで要確認 | 公式サイトで要確認 |
| WordPress+Contact Form 7 | 追加プラグインでメール添付、または自作のDLリンク(標準機能では不可) | メール通知は標準。Slackは追加実装が必要。CSVはFlamingoなど追加プラグインが必要 | reCAPTCHA・Akismet・Turnstile対応可(設定が必要) | 標準では対策なし(追加プラグインや自作の仕組みが必要) | 標準では無し(別ツールとの連携が必要) |
| DocLead | PDFアップロードで公開ページとフォームを即発行。送信後は自動ダウンロードと手動ボタンの二段構え | 通知メールに個人情報は載せない設計。リード一覧・CSVエクスポートに対応 | ボット対策あり(具体的な手段は公式サイトで要確認) | — | PV・リード数・CVRを資料別・期間別に確認可能 |
PDF をアップロードするだけで資料DLページができます
DocLeadでできることを見るHubSpot(Free/Starter)
CRMと同じ画面で問い合わせ情報を管理できる点が最大の強みです。すでにHubSpotをCRMとして使っているなら、資料DLフォームも同じ環境で完結させられます。無料枠は連絡先1,000件・2ユーザーまでで、reCAPTCHA v2によるスパム対策も標準です。
- 向いているケース: 既にHubSpotをCRMとして利用しており、少数の資料をCRMに直結させたい場合
- 注意点: 無料プランはロゴが表示され、直リンク対策・個人単位の閲覧分析は公式サイトで確認できませんでした
formrun
国内提供のフォーム作成ツールで、無料プランでも1フォーム・月30件までなら永年無料で使えます。BEGINNER以上ではSlack・Chatworkなどのチャットツールへの通知に対応し、既存のコミュニケーションフローに乗せやすい設計です。
- 向いているケース: 国内サポートを重視しつつ、チャット通知で素早くリードに気づきたい場合
- 注意点: CSVエクスポートはSTARTER以上が必要で、無料枠のままでは持ち出しに制限があります
Tally
海外製ながらフォーム数・送信数が無制限で使える点が特徴です。無料プランでもreCAPTCHA連携ができ、スパム対策のハードルは低めです。ただし公式サイトが「URLを知っていれば誰でもアクセス可能」と明記しているとおり、直リンク対策は備えていません。
- 向いているケース: フォームの作成・公開数を気にせず、シンプルに数を増やしたい場合
- 注意点: 資料URLが漏れた場合の流出対策は無く、機密性の高い資料の配布には向きません
BowNow
国内提供のMA(マーケティングオートメーション)ツールで、アクセスログ解析や企業属性の付与といったMA的な機能を無料期間中から試せます。無料枠は1ヶ月間限定で、リード100件・PV約50,000・1ドメインという条件付きです。
- 向いているケース: 資料DLだけでなく、その後のリード育成までMA機能で見据えたい場合
- 注意点: 無料枠が期間限定のため、継続利用にはスタンダードプラン(36,000円/月・税抜)への移行が前提になります
Brevo
海外製のメール配信・マーケティングツールで、無料プランは1日300通までのメール送信枠が付きます。資料DL方式やスパム対策、直リンク対策の詳細は公式サイトで確認できた範囲を超えるため、導入前に必ず公式情報を確認してください。
- 向いているケース: メール配信機能もあわせて使いたい場合
- 注意点: 資料DL配布に特化した仕様(直リンク対策・閲覧分析など)は公式サイトで要確認です
WordPress+Contact Form 7(自社構築)
自社サイトが既にWordPressで構築されている場合、Contact Form 7などのプラグインを追加してフォームを自作する方法もあります。プラグイン自体は無料ですが、サーバー代は別途かかり、金額は利用環境によって異なります。
初期工数はテンプレートフォームを使う他ツールより大きく、フォームの設置・デザイン調整・動作確認まで自分で行う必要があります。保守負担も継続的に発生し、プラグインのアップデートやセキュリティ対応は運用者の責任です。スパム対策はreCAPTCHA・Akismet・Turnstileなどを追加設定すれば導入できますが、標準では備わっていません。資料URLも標準では直リンク対策がなく、URLを知っている人なら誰でもダウンロードできてしまうため、流出リスクには注意が必要です。
- 向いているケース: 開発リソースがあり、デザインや機能を細かくカスタマイズしたい場合
- 向かないケース: 初期構築や保守にかけられる時間が少なく、すぐに資料DL施策を始めたい場合
DocLead
PDFをアップロードするだけで、リード獲得フォーム付きの資料ダウンロードページを即発行できる国内提供のツールです。送信後は自動ダウンロードと手動ボタンの二段構えで確実に資料を届けられ、同じメールアドレスでの再送信は1件に統合されます。通知メールには個人情報を載せない設計です。
リード一覧では流入元(UTM)とフォーム回答をまとめて確認でき、CSVエクスポートでMA・CRMへ持ち出せます。ダッシュボードでPV・リード数・CVRを資料別・期間別に確認できる点は、HubSpot無料フォームの「表示・送信の集計のみ」より一歩踏み込んだ分析です。料金は次のとおりです。
| プラン | 月額 | リード閲覧上限 | 資料アップロード上限 | メンバー上限 |
|---|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | 10件/月(期間限定増枠中。通常は3件/月) | 3件 | 3名 |
| Starter | ¥980(税込) | 200件/月 | 10件 | 5名 |
| Pro | ¥2,980(税込) | 1,000件/月 | 30件 | 10名 |
無料プランから利用を始められます。
- 向いているケース: 複数の資料をブランディングして配布し、DL後の閲覧状況まで把握したい場合
- 注意点: MA/CRMとのAPI直接連携やナーチャリング機能は持たないため、育成フェーズはMAツールとの併用が前提になります
無料からStarterに上げると月額はいくら増える?
HubSpot Marketing Hub Starterへのアップグレードで、シート数に応じて月額¥2,400(月次契約)、または¥840(年次契約の特別価格)ずつ増えます。
複数人でフォームを運用する場合、シート数がそのままコスト増分に直結します。月次契約の場合、1シートなら月額¥2,400、3シートなら月額¥7,200の増加です。年次契約の特別価格を選べば、1シート月額¥840、3シートで月額¥2,520まで抑えられます。ただし年次契約は年間の支払いを前提とした特別価格である点に注意してください。
無料プランからStarterに上げることで具体的にどの機能が使えるようになるかは、本記事で確認できた範囲を超えるため、公式サイトで最新のプラン比較を確認することをおすすめします。ここで押さえておきたいのは、HubSpotの有料化はシート単位の課金であり、資料の本数やフォームの設置数では増えないという点です。逆に言えば、少人数で複数資料を運用する場合はシート課金が割安に働きますが、担当者が増えるチームではコストが積み上がりやすい構造です。
年次契約と月次契約の差も試算しておく価値があります。1シートの場合、月次契約は月額¥2,400、年次契約は月額¥840相当です。1年間で比べると、月次契約は¥28,800、年次契約は¥10,080となり、差額は年間で¥18,720に上ります。継続利用が見込めるなら、年次契約を選ぶことでコストを大きく抑えられます。
一方で、年次契約は途中解約しても月割りでの返金は期待しにくく、資料DLの運用方針が固まっていない段階で年間契約を結ぶのはリスクにもなります。まずは月次契約で数ヶ月運用し、シート数や機能面での過不足を確認してから年次契約に切り替える、という段階的な進め方も検討する価値があります。
シート課金という仕組み上、資料DLフォームを触るメンバーが営業・マーケティング・カスタマーサクセスなど複数部署にまたがるほど、必要なシート数は増えていきます。部署をまたいで多くの担当者がフォームを編集・確認する運用では、月額の増分がシート数に比例して膨らむ点を事前に見積もっておきましょう。
この試算を踏まえると、判断の分かれ目は「シートを増やしてでもHubSpot内で完結させたいか」「資料DL部分だけ別ツールに切り出してシート数を抑えるか」です。後者を選ぶ場合、HubSpotはCRMとして残しつつ、資料DLと閲覧分析は専用ツールに任せる併用パターンが現実的な選択肢になります。
タイプ別のおすすめ

読者の状況別に、推奨する組み合わせを整理します。
HubSpotを既にCRMとして使っていて、資料DLも同じ画面で完結させたい場合は、無料フォームのまま資料数が少ないうちは運用を続けて問題ありません。資料が増えてきたタイミングで、シート追加によるStarter移行を検討する流れが自然です。
複数資料をブランディングして配布したいものの、専任のマーケティング担当がいない場合は、テンプレートで公開ページを整えられる資料DL専用ツールとの併用が向いています。HubSpotのCRM機能は残しつつ、資料の公開ページだけ専用ツールに任せる形です。
MAツールでナーチャリング(見込み客の育成)まで見据えている場合は、BowNowのようなMA機能を持つツールを軸に検討するか、資料DL専用ツールで獲得したリードをCSV経由でMAに取り込む運用が現実的です。DocLeadのように資料DLに特化したツールと、育成に強いMAツールを役割分担させる考え方は、MAツール比較|小規模事業者向けでも詳しく取り上げています。
コストを抑えつつ国内サポートを重視したい場合は、formrunやDocLeadのような国内提供ツールの無料プランから始め、資料数やチーム規模が増えたタイミングで有料プランを検討する進め方がリスクを抑えられます。
リード獲得の手法全体を俯瞰したい場合は、BtoBリード獲得 完全ガイド|手法・業種別施策で施策全体の位置づけを確認できます。ホワイトペーパーを軸にした手法の基礎はリードジェネレーションとは|手法と始め方をわかりやすく解説で解説しています。
PDF をアップロードするだけで資料DLページができます
DocLeadでできることを見る導入手順(乗り換え・併用の始め方)
HubSpot無料フォームから乗り換え・併用を検討する場合は、次の手順で進めると移行の手戻りを防げます。
- 現状のフォーム運用を棚卸しする(配布中の資料数・利用シート数・無料枠に近づいているか)
- 資料DL専用ツールの併用を検討する(直リンク対策・閲覧分析など、無料フォームで手薄な機能を補えるか)
- リード情報の受け皿を整理する(CSVエクスポートでHubSpotに取り込むか、専用ツールのダッシュボードで完結させるか)
- 小規模な資料1本から専用ツールを試験導入し、段階的に移行する
この手順のポイントは、HubSpotを即座に解約する必要はないという点です。CRMとしての機能は残したまま、資料DLの公開ページ部分だけを専用ツールに置き換える併用が現実的な移行パスになります。フォーム自体の設計や項目設計に迷う場合は、資料請求フォームの作り方|4通りの比較と設計手順で4通りの作り方を比較しています。獲得したリードをCSVで持ち出す運用の詳細は、リードのCSVエクスポートと一覧管理|DocLeadの使い方を参考にしてください。
棚卸しの段階では、配布中の資料ごとに「連絡先として何件蓄積されているか」「フォームを編集するメンバーは何人か」を書き出すと、無料枠の上限にどれだけ近づいているかが見えやすくなります。連絡先数がシート数のどちらかが上限に近づいている資料から優先的に見直すと、移行の効果を実感しやすくなります。
併用を始める際は、すべての資料を一度に移行しようとせず、まず1本だけ試験的に専用ツールへ切り替えるのが安全です。既存の資料DLフォームはそのまま残しておき、新しく公開する資料から専用ツールで配布を始めれば、運用を止めずに比較検討できます。数週間運用してみて、閲覧分析や公開ページのブランディングに手応えを感じられたら、他の資料も順次移行していく進め方が現実的です。
リード情報の受け皿についても、移行の初期段階で決めておくと後工程がスムーズです。専用ツールのCSVエクスポートをHubSpotに定期的に取り込む運用にするか、専用ツールのダッシュボードを主な確認先にしてHubSpotは営業記録として使い続けるか、チーム内で役割分担を明確にしておきましょう。
まずは配布中の資料を1本だけ選び、無料枠のまま試験的に専用ツールへ移してみることをおすすめします。HubSpotのCRMと併用しながら、資料DL部分の使い勝手を比較検討できます。
手元の PDF が、30秒後にはリード獲得フォームに。
- PDF をアップロードするだけで、フォーム付きの公開ページが完成
- ダウンロードした人の連絡先が、リードとして自動で貯まる
- 無料プランのまま公開もリード獲得も試せる
クレジットカードの登録は不要です。
